2009年9月アーカイブ

舌を清掃する方法

口臭の原因の多くが、舌の汚れである舌苔によるものだといわれています。

口臭をなくすためには、どのようにすれば舌苔を取り除くことができるのでしょうか。

タオルの目の粗いものや、小児用に販売されている柔らかい毛先の歯ブラシなどでもできますが、舌専用のブラシが市販されていますので、より効果的に舌の清掃ができるでしょう。

舌を前にできる限り出し、鏡を見て舌苔の付着部分を確認します。

鏡で見える限り、1番奥に舌ブラシを軽くあてたら、軽い力で舌の先の方向に向かって引いていきます。

嘔吐反射を出さないようにするコツは、やるときに数秒だけ息を止めることです。

終わったら水道水で舌ブラシを洗浄し、取れた舌苔がブラシの先の部分に残らなくなるまで、この作業を繰り返すとのことです。

舌は繊細なので、あまり繰り返すよりは、経過をみながら行ってみてください。

やり過ぎると、味覚障害や舌の粘膜を傷つけるなど、口臭以外の支障をきたす可能性があるので、注意が必要です。

起床時に1回、1日に1度を勧める方もいますが、週に1度以上やらない方がいいという専門家もいますので、そのくらい舌の清掃は少ない回数がいいようです。

口臭を防ぐクロロフィルやクエン酸

口臭を一時的に防いでくれる成分に、クロロフィルというものがあります。

緑黄色野菜にたくさん入っているクロロフィルは、殺菌と消臭の効果が含まれているのです。

緑黄色野菜のクロロフィルを手軽に摂取するには、青汁などといったジュースになっているものが利用しやすいのではないでしょうか。

クロロフィルは緑黄色野菜だけではなく、昆布にも含有されています。

ガムを噛むような感覚で、昆布を小さめに切ったものを噛むという方法があります。

昆布には、アルギン酸という水分を保つものも含まれていますから、口の中の乾燥を防止して、口臭を予防してくれるでしょう。

クエン酸も、口臭予防に有効な成分です。

クエン酸は果物や梅干しなどに含まれており、唾液の分泌を促進させ、除菌や殺菌作用があります。

口臭ケアをしたくなったら、リンゴや柑橘系のフルーツや、1粒の梅干しを食べると効果があるでしょう。

クロロフィルもクエン酸も、身近な食品に含まれていますので、ぜひ口臭ケアに役立ててみてはいかがでしょうか。

緑茶による口臭予防法

緑茶は、昔から口臭予防に効果があると伝えられているものです。

緑茶に含まれているカテキンなどは、口の中にある口臭の原因菌が残ってしまうのを防止したり、殺菌する作用が確認されています。

緑茶というと最近では、口臭ケアの効果をうたうガムなどの食品に用いられているので、宣伝などで効能を知っている方も増えているようです。

根本的な治療ではなく、一時的な口臭ケアの方法としては、乾燥している状態の緑茶の茶葉を、少量だけ口に入れて噛むというものがあります。

少量というのは、初めから多過ぎてしまうと、苦くて口臭ケアどころではなくなってしまうからです。

乾燥しているので、むせてしまうこともありますから、最初は量など気を付けながらやってみてください。

口内の渇きは口臭の原因となりますから、口が渇いたと思ったときなど、お茶で定期的に潤すと口臭予防につながるでしょう。

高級な茶葉かどうかなど関係ありませんから、ぜひ気軽に試してみてください。

口臭を抑制するハーブ

口臭の原因は、食べた食事によるものや虫歯、疾患などいろいろとあります。

口臭がどんな原因の場合でも、一時的なケアの仕方を知っていると、便利なのではないでしょうか。

もちろん根本的な解決策は別に行うことにして、すぐにできる口臭除去方法をご紹介します。

ハーブは、種類によってもさまざまな効能が伝えられていますが、口臭もその1つです。

口臭の元となる細菌は、ハーブのカモミールという種類に殺菌成分が入っていますので、カモミールのハーブティを濃い目に煮出し、マウスケアに利用します。

この口臭予防法は、古くからヨーロッパで実践されている方法です。

ハーブは、香りが豊かでマウスケア後には爽やかな香りが口内に残りますから、リフレッシュ作用も期待できるでしょう。

例外としてアレルギーをお持ちの方には、カモミールがキク科であることから、お勧めできません。

カモミールでのマウスケアができない方は、緑茶による方法など、別の手段を試されてみてはいかがでしょうか。

唾液を増やして口臭を防ぐ方法

唾液の分泌量を増加させることは、口臭の予防に効果を発揮してくれます。

もちろん歯周病や虫歯、体の疾患などが口臭の原因の場合には、その治療をすることが必要です。

食事で噛む回数を増やすと、唾液の量が増えていきますので、そのために食物繊維の多い食品を摂取するようにしてください。

食物繊維の多いものには、乾物、豆類、根野菜などがあげられます。

精製をしていない、雑穀、発芽玄米、玄米などといった穀類も、いいのではないでしょうか。

ごはんですから、毎食でも食べられる主食ということで、食生活にとり入れやすいものです。

口臭予防に唾液を増やす方法として、料理の味付けを薄くするというのも、噛む回数を増やしてくれます。

味付けを薄くして、素材の味を味わうようにすることで、噛む回数は自然と増えるものです。

味付けを濃くすると、無意識に早食いになる傾向があります。

塩分や糖分を抑えることは、口臭予防以外にも、生活習慣病も防いでくれますから、一石二鳥なのではないでしょうか。

口臭を防ぐ唾液の増やし方

口臭を防ぐためには、唾液の量を増加させるという方法があります。

唾液の分泌を増やすために、どんな工夫ができるのでしょうか。

料理の食材を包丁で切るときには、大きめにすることがポイントです。

好き嫌いがある子供さんのためにと、野菜を小さく刻んだりすり下ろしたりという工夫をされているかもしれませんが、口臭予防で唾液量を増やすためには、食材は大きめに切った方がいいのです。

サイズが大きければ、歯で噛む回数は自然と増えていくものです。

咀嚼回数が増加すると、唾液の分泌量が増やされます。

口に入れるのに、もちろん小さい方が食べやすいのですが、口臭が少なくなっていくのだと思って、大きめにカットしましょう。

薄く切る調理の場合は、できるだけ厚めに切るように心がけていきます。

些細なことのようですが、これを毎日続けていけば、1日の噛む回数は格段に上がるはずです。

口臭改善に病院へ行ったり、薬などを服用することを考えれば、毎日の生活で余計な家計の負担にもなりませんので、経済的な対処法といえるのではないでしょうか。

忍者と口臭

口の中が乾燥すると、ドライマウスとなって口臭を引き起こすことがあります。

ドライマウスになる原因には、服用している薬の副作用、糖尿病、ストレス、加齢などがあげられますが、女性のケースではホルモンバランスなども影響があるようです。

ドライマウスが一時的だけのことで、解消されてしまえば問題ないのですが、長期的に長引くようでしたら、病院や歯科の受診をお勧めします。

唾液の分泌量が減少してドライマウスになるのは、現代人の食事内容にも関係があるようです。

噛む回数が少なくても飲み込めるような食事が多くなったことから、唾液の量が減っているのだそうです。

その昔、忍者が身を隠すときに、自らの口臭で敵に気配が悟られないよう、もぐもぐと口を動かすことによって、唾液の分泌をさせていたという話がありました。

唾液量を十分にさせることは、口臭の予防につながることです。

日頃から食べ物をよく咀嚼をして、唾液が出るように心がけていきましょう。

スプレータイプの口臭予防

口臭予防の1つに、スプレータイプのものがあります。

スプレータイプの口臭ケアグッズを利用されている方には、人前で話をする職業の方などが多いようです。

話をするときの前に、スプレータイプを口の中に拭き掛けて、出て行くといった感じです。

スプレータイプを選ぶ人の中には、口臭に関して他人の指摘を受けて、ケアの必要性を感じて手にするという人も多いそうです。

スプレータイプは口臭に即効性があり、エチケットとして利用されています。

口臭を別の香りでおおってしまおうというマスキングタイプや、口臭の元となっている成分を分子レベルから分解してくれるタイプなどが発売されています。

人と長い時間喋るような前の、会議やデート前に、活用してみてはいかがでしょうか。

バッグに入れておけば、すぐに取り出して口臭ケアができます。

スプレータイプは、拭き掛けて数時間には作用がありますが、根本的な口臭を治したいのであれば、毎日の生活習慣や食事内容の改善もしていくといいでしょう。

錠剤による口臭予防

錠剤タイプの口臭ケアグッズは、近頃はさまざまな種類が店頭に豊富に並んでいます。

口臭予防のためのタブレットやガムは、例えば会社の中や仕事で重要な方に会うときなど、大切なときには利用しづらいものがあります。

重要な場面こそ、口臭をケアしたいものですよね。

錠剤タイプは、男性女性の性別に関わらず、そのようなときに活用されているようです。

口元が動いているようでは、相手の方に失礼になりますから、錠剤タイプを頻繁に利用する人は多いのではないでしょうか。

錠剤タイプの口臭予防法を選ぶ人には、匂いの強烈な食事が好きな方や、外食が好きな人が多いようです。

錠剤タイプは、口の中の臭いを整えるというよりは、胃の中に入っている食事からの臭いの抑制に役立ちます。

口臭予防の錠剤タイプはたくさん出ていますので、購入する前に自分の求める作用に合った商品か、裏面に目を通して確かめるといいかもしれません。

目的にもよりますが、お気に入りに1つ出会えれば、後はいろいろ試さなくても、使い続けられるのではないでしょうか。

タブレットによる口臭予防

市販されている口臭ケアグッズとして、見た目がキュートなタブレットを利用している方が多いようです。

口臭ケアタブレットのケースは可愛らしく、価格も安価で、携帯しているのが楽しくなります。

タブレットのケースには、キャップを開閉して出すタイプや、スライド式で平べったいものなど種類も豊富です。

口臭ケアタブレットを利用する男性のニーズは、気分転換や口内をサッパリさせるため、イライラ解消などがあげられています。

女性のニーズは、味そのものが好きという方が多いようです。

口臭ケアタブレットは、一時的に口臭を違う臭いでカバーするマスキングタイプばかりではありません。

口臭の原因を改善する目的で、舌の汚れである舌苔を清浄したり、メンソールを強力にさせるタイプなど、何通りも発売されています。

天然の消臭成分が含有するタブレットには、キウイ酵素、ミント、ハーブ、フラボノイド、カテキン入りなどがありますので、試してみてはいかがでしょうか。

ガムによる口臭予防

ガムで口臭予防をする方法には、ガムを噛むことでキレイな唾液が分泌されますから、口臭を和らげる作用があります。

口の中の汚れや原因菌は、唾液量が増えることで洗浄作用が高まるので、そういった作用のあるガムも販売されています。

口臭ケアは毎日続けたいのですが、同じ味ばかり続くと、習慣化させるのが困難になるものです。

最近ではガムの商品が豊富になっていますから、味や香り、噛み心地など、いろいろなものを取り入れてみてはいかがでしょうか。

味が長続きするガムと、それほどでもないガムも実際にあるものですから、試してみるといいかもしれません。

口臭予防に毎日ガムを噛んでいると、いつの間にか臭いに敏感になってきて、他人の口臭も以前より気になる場合があります。

相手の口臭が気になってしまうようなときには、持っているガムをそっとおすそ分けしてみてはいかがでしょうか。

相手も自分も、良い気分でそのひとときを過ごせるようになるはずです。

口臭ケアグッズのいろいろ

口臭が気になっている現代人は多いようで、店頭を見ていても頻繁に新商品が発売されているようです。

口臭ケア商品には、どのようなものがあるのでしょうか。

口臭ケアグッズを大きく分類すると、4タイプに分けることができます。

スプレータイプの口臭ケアグッズは、口の中にスプレーを吹きかけるというものです。

錠剤タイプは、水と一緒に服用します。 口の中だけの口臭対策ではなく、体の中から臭い成分を抑制しようというものです。

タブレットタイプは、口にふくんで、徐々に溶かしていくというものです。

形や色のバリエーションが豊富で、中の成分もいろいろなタイプが登場しています。

ガムタイプは、粒状と板状とがあり、最も馴染みがある口臭ケアグッズなのではないでしょうか。

コンビニや駅の売店などですぐに手に入りますし、噛むだけで唾液量を増やしてくれます。

これら4種類の口臭ケアグッズは、どれもバッグやポケットに入りコンパクトに持ち運べますから、多くの方に利用されています。

緊張によるドライマウスの対策

ドライマウスで口臭が気になりだすと、人に口臭が気付かれているのではないかという心配が、さらにストレスになるという悪循環をもたらします。

口臭は人と話をするときに相手に伝わりますから、仕事内容によっては1日中気になることでしょう。

緊張してドライマウスになる場合は、口の中がカラカラになって喋りにくくなっているのではないでしょうか?

ペットボトルで、常に口の中をうるおしていないといられないという方は、ドライマウスの可能性があるかもしれません。

ストレスをコントロールするために、まずはその場で深呼吸をしましょう。

ハーブティーは、心を落ち着かせる効果がありますのでお勧めです。

仕事の時間以外の、リラックスできるひとときを持ち、神経を緩和させることが必要です。

家族や心を許せる友人、彼氏彼女などと、おしゃべりをしたりごはんを食べたりなどの時間は、ドライマウスや口臭対策に有効に働いてくれます。

緊張感を持って仕事をしたら、その緊張をやわらげて元の状態に戻すという作業が、人間の体には非常に重要なのです。

ガムでドライマウスの改善

口臭の原因の1つドライマウスは、コンビニや駅の売店などで手軽に買える、ガムで改善させることができます。

通勤途中でも、家事をしながらでもできる療法となりますから、口臭が気になっている方は試してみてはいかがでしょうか。

ガムを噛むことには、唾液線を刺激してくれる作用があるので、ドライマウスまでにはまだ達していないという方でも、口臭を事前に予防する効果が得られます。

ガムを購入するときは、シュガーレスタイプのチューインガムを選んでください。

ガムを口の中に入れたら、一ヵ所ばかりで集中して噛むのではなく、いろいろな場所で噛むように心がけてください。

口をしっかりと閉じた状態でガムを噛むことも、重要なポイントです。

ガムを噛んでも、味がなくなったらすぐ捨ててしまうという人をよく見かけますが、ドライマウスを改善する目的でガムを噛む場合は、味がなくなってしまっても、最低10分は噛み続けるようにしてください。

これで口臭が改善されるのであれば、安くて手軽な方法なのではないでしょうか。

ドライマウスの対策法

口臭の原因に、口の中が乾燥するドライマウスがありますが、どうすればドライマウスを抑えることができるのでしょうか。

現在はまだドライマウスでないという方でも、口臭を予防するために、唾液の分泌量が低下しない生活習慣を心がけてみてはいかがでしょうか。

食生活を振り返ってみると、あまり噛まなくても飲み込める、柔らかいメニューが増えていないでしょうか?

噛まずに喉を通る料理ばかりを食べていると、唾液の分泌量が落ちてきてしまいます。

あごなどの筋肉も衰弱していくことから、食べ物を噛まないことは、唾液量を減らしてしまうのです。

食事の最中には、飲み物の水分をあまり摂らないようにすることも、唾液量の増加につながります。

ストレスもドライマウスを引き起こしますから、口臭につながるものです。

人前に立って話すときに、緊張のあまり口が渇いて喋りにくくなったという経験はないでしょうか?

こうしたことからも、ストレスや緊張状態が、唾液の量を減らすことが分かります。

唾液で口臭予防

口臭を予防するには、まず歯磨きで虫歯や歯周病を防ぎ、市販の舌クリーナーで力をあまり入れず、舌の奥から先端へと表面をなぞっていきます。

食べかすが口の中に残って放置されていると、それが口臭の元になっていることがありますので、キレイにしておきたいものです。

口臭予防には、唾液も重要な役割をしめています。

唾液は、口内の汚れを洗い流してくれる効果があるからです。

唾液の分泌量が減少した場合、口内がネバついてきますから、自浄作用が劣ってきて、舌苔が厚くなったり、歯の歯垢(プラーク)が増えてしまいます。

季節が寒くなって鼻炎や鼻風邪を引くようになると、鼻づまりが原因で口呼吸をするようになります。

口で呼吸を続けると、口内の水分が蒸発して乾燥しますから、唾液の量が十分でなくなるのです。

鼻づまりの状態は、口臭を引き起こすということになることが分かります。

口臭の原因を放っておかないためにも、早期に耳鼻咽喉科で治療してもらってください。

舌苔の掃除方法2

口臭を予防するために、舌苔をキレイにしましょう。

舌のケアはクリニックでも行っているそうですが、たいていの方は自分で市販の舌専用クリーナーを利用して行っているそうです。

たまにはプロにやってもらうのもいいのでしょうが、舌苔の掃除を定期的にやっていく上で、やはり自宅で手軽にやる方法も知っていた方が、口臭予防を続けられそうです。

舌苔の付着は、食事の内容も関係してきます。

コッテリとした食事が好きで、頻繁に食べているという方は、舌の上に付いている多くのヒダに汚れが付いている可能性が高まりますから、舌のケアをお勧めします。

舌専用クリーナーで、舌の付け根部分から、舌の先の方へとゆっくり動かし、キレイにしていきましょう。

口臭が気になって、舌苔が厚い状態のときには、舌専用クリーナーを購入するときに、ヘラのような種類を選ぶと、舌を傷つけてしまうことなく、舌苔をしっかり除去することができます。

舌の掃除をすると、気分がよくなるのでもっとやりたくなってしまいますが、くれぐれも週1回くらいのペースで行ってください。

舌苔の掃除方法1

口臭の原因となる舌苔は、どのようにして除去すればいいのでしょうか。

口内環境を調整するために、市販のタブレットを頻繁に口に含んで、日中にもケアをすることができます。

帰宅後に本腰を入れて舌苔の掃除をするなら、舌専用に販売されている器具を利用してみてください。

舌には、食べ物をおいしく味わうための味覚を捉える、「味雷」という繊細な器官が備わっています。

舌のお掃除はこの器官を傷つけてしまわないよう、週1回程度のペースがベストです。

口臭が気になっていると、どうしても毎日やりたくなりますが、味雷の細胞を壊す原因となってしまい、味覚障害という口臭とは別の問題を抱えることになってしまいます。

回数を多くしないこと以外にも、あまり強い力でゴシゴシやっても危険です。

市販されている舌専用のクリーナーには、プラスチックタイプ、ゴムタイプ、ブラシタイプなどがあり、スーパーや薬局などで手に入りますので、試してみてはいかがでしょうか。

舌苔は除去すべきか

舌苔は、舌の表面に着いた汚れのことで、口臭の原因の1つにあげられています。

汚れというのですから、口臭を予防するためにもない方がよさそうですが、全部なくさない方がいいものなのです。

舌苔が付着するのは、その人の食事や体調なども関係してきます。

暴飲暴食や夏バテで、胃に負担がかかっている時期や、いつも口を開けて寝ていたり、口腔の清掃をしていなかったり、口内がカラカラになる状況が継続していると、舌苔は発生しやすくなります。

どんな人でも、常に多少はあるものですから、舌苔を皆無にはできません。

舌苔の役割として、口の中の細菌のバランスを保持するというものがありますから、口臭の原因になるという悪い一面ばかりではなく、いいこともしているようです。

口の中には、たくさんの細菌がいますが、人間の体に必要な作用もあることから、殺菌をしようなどと考えないでくださいね。

口臭が発生しないように、舌苔の根絶はできないとしても、定期的に舌をキレイにしていきましょう。

口臭に利く唾液を増やす方法

口臭の原因には、唾液の分泌量が十分であることで防げるケースが多いものです。

唾液は、そもそもどんなときに不足してしまうのでしょうか。

薬の服用をしている場合はその副作用、睡眠不足などの不規則な生活、過激なダイエットをしたり朝食を抜くなどといった不規則な食生活を送っている、加齢、緊張などのストレスがあげられます。

唾液が減ってしまうと、口臭を引き起こす以外にも、さまざまな病気や症状が出てきます。

舌に痛みの症状が出たり、口内が渇くドライマスク、歯槽膿漏などの歯周病にかかりやすくなったり、虫歯ができやすくなります。

これらの症状を予防するために唾液の量を十分に分泌させるには、どんなことをしたらいいのでしょう。

よくしゃべる、うがいをする、食べ物はよく咀嚼する、ガムを食べる、水分補給をするなどです。

鼻が悪い人は、鼻で呼吸がしづらい分だけ、口をあけて口で呼吸をしているようです。

口を開けたままにしていると唾液が少なくなりますから、耳鼻科に行くなども有効な手段なのではないでしょうか。

ドライマウスの人口

口臭は、口の中が渇くドライマウスによるケースがあります。

ドライマウスは、唾液の分泌量が不足して起こるものです。

唾液が減ってしまうと、口臭を発生する他に、のどの粘膜の保護作用や口内をキレイに保つ抗菌効果が落ちてしまいます。

口の乾燥は細菌が繁殖してしまいますので、歯周病や虫歯をもたらし、結果として口臭につながっていくのです。

ライオンオーラルケア研究所では、ドライマウスの人の人口調査が実施されました。

調査対象は、20代?60代の方々です。

口内の乾燥やネバネバとした感じを実感しているのは、およそ50%にも及ぶ4000万人強という多い人数でした。

受診が必要な重度のレベルの人は、およそ80万人の0.9%、ドライマウスだと感じてケアしている人は、およそ1120万人の13.2%、ドライマウスだとは分かっていても特に対策をとっていない人は、およそ3000万人の35.2%という結果でした。

普段自分がドライマウスだという可能性を感じていなくても、こんなに該当する人が多いのですから、疑ってケアをしていくことが大切でしょう。

口臭とドライマウスの関係性

口臭は、口の中に唾液の分泌量が減少して、カラカラに乾燥して起こるケースがあります。

口腔乾燥症とも呼ばれるドライマウスは、口内が乾燥した状態のことです。

パソコンなどで目を酷使して眼が乾燥するドライアイは有名ですが、口が乾燥するドライマウスはまだあまり知られていないのではないでしょうか。

ドライマウスも近年注目が高まってきましたが、診断や治療が困難だということです。

専門外来が病院に増設されているということですから、その関心の高さが分かります。

ドライマウスだという自覚の有無にかかわらず、現在発症している人口は800万人にも及ぶとみられています。

口臭が気になっているという方の中に、ドライマウスの可能性が考えられる方も多いのではないでしょうか。

ドライマウスの症状は、口内の乾燥、のどの渇き、口腔内の疼痛、口の中がネバつく、味覚の異常、粘膜の表面がざらつく、粘膜が膜を一層張っているような感覚があるなどです。

口臭があり、これらの症状に思い当たる方は、ドライマウスの可能性があるかもしれません。

口臭で大学病院を受診する患者さん

口臭が気になっている人の割合は、1999年度の保健福祉動向調査によると、調査を実施した人のおよそ1割に及ぶそうです。

口臭といっても、正確な定義では、アルコール、ネギやニンニクなどの食材を食べたことによる口の臭いは、口臭にあてはまらないのだそうです。

多くの口臭は、歯周病や、プラークや舌苔などといった口内の汚れによるものです。

病気が口臭の原因になっていることも、わずかですがあります。

大学病院に、口臭の検査や治療、診断で訪ねる患者さんは、実際に検査をしてみると、タイプが4通りに分けられるようです。

全体の3分の1が、口の中が清掃しきれていないことによる口臭、3分の1が歯周病などの口腔の病気による口臭、わずか1%強が呼気からくる、呼吸器系疾患、耳鼻咽喉系疾患、代謝性疾患などと明白な原因がありました。

しかし残りの3分の1は、人間の鼻で感知できるほどの口臭は、認められなかったということです。

口臭は、本人の気にしすぎというケースが多いので、気持ち次第で悩みから解放される場合も少なくないようです。

花粉症シーズンのドライマウス

ドライマウスは、口臭原因の1つにあげられていますが、ある特定の時期だけドライマウスになるという方がいます。

薬を飲んでいる場合に、その薬の副作用によってドライマウスが引き起こされるケースがあるのです。

日本では、春先やその前くらいから、花粉症対策を始める人が大勢います。

花粉症の症状が出る前から、注射などで予防していると、向かえるシーズンが大分楽になるようですね。

花粉症の薬の中には、唾液量を少なくしてしまう副作用の多いものがあるようです。

花粉症の薬を服用しているシーズンだけ、口臭が毎年気になっていたという方もいるのではないでしょうか。

ドライマウスは、高齢者の方にも多いのですが、飲まれている薬の副作用が原因です。

口臭をなくすためにドライマウスを治療したいのであれば、病院や歯科医院に相談してみてください。

専門外来ができているクリニックも誕生しているほど、近年ではドライマウスの患者さんが増加しています。

歯周病や体の病気による口臭

口臭の原因の中に、病的口臭というものがあります。

歯の詰め物が取れたのを放置したり、虫歯をそのままにしていると、口臭を引き起こします。

食べカスがその部分に溜まって、口臭の元となるかもしれません。

病的口臭には、歯周病が原因のケースもあります。

歯周病は、たいていの場合歯ぐきに異変が出ますから、出血などがあれば可能性を疑い、ケアをしていきましょう。

歯石は、石灰化してしまったプラークのことですが、これも口臭の元となり得るものです。

ついてしまった歯石は、毎日の歯磨きでは取り除くことができませんので、歯科へ行って除去してもらうことになります。

口臭は、体の疾患から発生する場合もあります。

腎臓や肝臓などに疾患ができると、アンモニア臭やネズミ臭を発生させるケースがあります。

この場合は、歯科に行っても口臭は治りませんから、専門医の受診が必要となります。

口臭は、このように病気の発見につながることもありますので、体からの重大なサインという可能性もあるのです。

食後の生理的口臭の原因

口臭の主な原因には、病的口臭と生理的口臭があります。

食事を終えたあとには、そのメニュー内容によって、明らかに口臭につながることがありますよね。

ネギやニンニクなどといった香味野菜などをたくさん食べると、食事を終えてかなり時間が経過してからも、なんだか口臭が気になることがないでしょうか。

食べた物が消化されて、血中を巡ることで、食材の匂いがその人の呼気などから外に出るからです。

この場合の口臭は、歯を磨いて口の中から食べかすが残されていなくても、発生するということになります。

この場合の生理的口臭はすぐになくなりますから、一定の時間が過ぎてしまえば、特に手を打たなくても、完全になくなってしまいます。

コーヒーやタバコ、アルコールなどといった嗜好品でも、この生理的口臭は発生します。

嗜好品を普段から好んでいる方は、いつものことなので、自覚していないかもしれませんね。

この場合も、ある程度の時間が経過すれば、ひとりでに口臭はなくなっていきます。

病的口臭とは

口臭と一言で言っても、いちがいに何が問題で起こるとは言い切れません。

実際には口臭などほとんどなく、ただ本人が神経質に気にし過ぎているだけで、逆に普通の人よりも口臭がないくらいだったりもします。

口臭の種類に、病的口臭というものがあります。

病的口臭は、歯石、虫歯、歯周病などにより細菌がうまれ、口内環境が悪くなったことから引き起こされる口臭です。

歯周病の症状は、歯がぐらついていたり、歯ぐきから異常出血がみられるなどがあります。

歯周病なんて自分には関係ないと思われている方も多いでしょうが、歯周病は成人の方のおよそ80%がかかっているという説もあり、自己認識が薄い症状の1つなのです。

歯科に近頃かかっていないという場合は、虫歯はなさそうでも、定期健診を受けに行かれると、歯周病も早期に発見できるでしょう。

病的口臭は、治療によって治すことができますから、口内環境の維持も兼ねて、定期健診を受診されてみてはいかがでしょうか。

生理的口臭とは

生理的口臭というと、ただの口臭とは違い特別な症状のようですが、実際には誰もがなりえる口臭のことをいいます。

睡眠を何時間もとった直後に、口の中の臭いがしないと言い切れる人はいないでしょう。

口の中には唾液がありますが、普段は唾液が自浄作用をしてくれていることによって口臭が抑えられているものの、睡眠中には唾液の量が減少してしまうことから、口臭が発生してしまいます。

口の中が乾燥するのは、唾液は長い時間何も口にしないと量が減少するからです。

唾液の分泌量が減少するときは、起床時以外にも、ストレスがあるときやお腹が減っているときなどがあげられます。

生理的口臭は、唾液量が減ったとき以外にも、食べかすが口の中で繁殖したことにより起こる口臭も含まれます。

心理的な影響から生理的口臭を誘発するケースもあります。

過度のストレスや緊張状態にあると、口の中がカラカラになって口臭につながることがありますが、特に口臭のケアをする心配はいらないといえます。

生理的口臭の特徴

口臭の原因とされているVSCが最も作られる場所は、舌の上です。

舌苔と呼ばれる、舌の表面に白っぽいコケ状のものが付くことが原因となっています。

生理的口臭を解消させるためには、舌を清掃させる作業を歯磨きに加えて行うことが必要であり、こうして舌苔を取り除くことによって舌が清潔になれば、口臭の元が減っていくのです。

同一人物の舌苔でも、体調の良さや時間帯によって付着量に違いがあります。

食事をする前の空腹時には増えて、食後は減っているようです。

寝たきりの患者さんで、食事を口から摂れない状態のときや、健康な人であっても、絶食をしている時期や起きたばかりのときには、舌苔の量が増えています。

これらのことから、嚥下や咀嚼活動による舌を動かす作業と、唾液の量の多さが、口臭に大きく影響していると見られています。

舌を清潔にするのは、食事をした後や1日の終わりにする方が多いようですが、起床後が適しているといえそうです。

また、唾液量を増やすために、規則正しく食事をとり、よく噛んで食べましょう。

舌の汚れで発生する口臭

口臭の原因の1つに、舌の汚れで発生するものがあり、最も多い口臭に原因だといわれています。

舌の表面には、肉眼では見えないくらいの舌乳頭という突起があり、じゅうたんのようにたくさんあります。

舌乳頭の突起部分には、食べかすや細菌が溜まって、口臭の原因となることがあるのです。

口臭が気になっている場合、自分の舌を鏡で見てみたときに、黄色っぽい部分や、白っぽい箇所がないでしょうか。

この領域が広くなっていると、舌苔というものができていることになります。

舌苔は、口臭の原因の1種です。

舌の表面の状態を鏡でチェックする場合は、直前に何か食べていれば、その影響が出てしまいますので、あまり正確な判断基準にはなりません。

白っぽい食べ物を食べた直後でしたら、白い後が舌の表面に残ってしまいます。

舌のチェックは、食事の時間を考えて行い、見てもその何時間前くらいに何を食べたかなどの内容が影響してしまうことを忘れずに、誤った過剰反応をしないよう注意してくださいね。

家族に口臭を指摘されたら

口臭は、鼻の近くから発生するということから、鼻が臭いに慣れてしまっている可能性が高いので、自覚がないというケースもあるものです。

口臭はないと自分で思っていても、家族に口臭を指摘されたら、歯周病になっているかもしれません。

歯科の受診を受けて、治療や検査を専門的にしてもらってください。

病的口臭と生理的口臭という種類の口臭がありますが、多くの場合は舌の表面の白っぽい汚れである舌苔によるものです。

体の疾患が口臭を発生させていることもありますが、87%は口内に原因があります。

アミノ酸やたんぱく質を、口内の嫌気性菌と呼ばれる細菌が分解し、VSC(Volatile Sulfur Compounds)、日本語では揮発性硫黄化合物を発生させます。

主な口臭の原因は、VSCだといわれています。

VSCを増加させる原因によって、病的口臭か生理的口臭かに分類されています。

最近では、病院に口臭を専門に扱う外来もできていますから、気になっている方は受診されてみてはいかがでしょうか。

口臭調査による実態

厚生労働省が過去に実施した保健福祉動向調査によると、口臭を気にしている国民は1割程度ということです。

口臭は、自己評価と他人が不快に感じるくらいの口臭が本当にあるかどうかは、必ずしも一致しません。

自分では気にしても、過剰反応に過ぎないこともあれば、口臭があるのに鼻が慣れて順応する嗅覚疲労になっているケースもあるようです。

口臭の原因となる物質VSC(揮発性硫黄化合物)を測定する機器によって、調査が行われました。

1日の中でも、計測する時間帯によって、うがいや食事などといった口腔活動から時間が経つほど、VSCは濃度を増していきます。

VSC濃度の平均値を出していくと、男女間では特に差がありませんでした。

VSC濃度は、高齢になるにつれ高まっていますが、年齢はVSC濃度と直接的な相関性がなく、他の要因が口臭の原因となっています。

口臭に大きく関係するのは歯周病や舌苔で、特に舌苔の影響が大きいことが分かっています。

喫煙、歯磨き習慣、う蝕、歯垢は、あまり関係がないとのことです。

口臭の原因となる疾患

口の中にある口臭の原因には、歯周病と舌苔によるものが大半を占めており、2種類の中でも舌苔が多いようです。

歯周病からは、メチルメルカプタンの濃度が高い口臭で、舌苔からは硫化水素による口臭が多く検出されています。

口臭の原因の中には、全身の疾患によるケースも指摘されていますが、実際にはあまり多いとはいえません。

全身疾患は代謝性疾患ともいい、原因にはトリメチルアミン尿症、肝ガン、肝硬変、尿毒症、糖尿病などがあげられます。

肝硬変や肝性昏睡の口臭は、ジメチルサルファイド、メチルメルカプタン、脂肪酸といったような、口腔が原因となって発生する口臭に似ています。

尿毒症によるトリメチルアミンやジメチルアミン、糖尿病によるアセトン臭などは、臭いを嗅ぐだけで専門家がすぐに病名を診断できるような、特徴的な口臭もあるのです。

こういった全身疾患から発生する口臭は、呼気を経由してきた悪い臭いであり、それほどたくさん見られるケースではありません。

口臭と認定される定義とは

口臭というと、飲酒後のアルコール臭さ、ネギやニンニクなどを食べた後の呼気臭も含まれるように勘違いされているようですが、こういった生理的臭気は口臭に含まれません。

「口か鼻を通して排出される気体の中で、社会的容認限度を超える悪臭」のみが口臭であると正式には定義づけされています。

口臭の8割以上を占めているのは、(CH3)2Sのジメチルサルファイド、CH3SHのメチルメルカプタン、H2Sの硫化水素といった揮発性硫黄化合物です。

この3種類の口臭気体の中でも、9割近くを占めるのが、メチルメルカプタンと硫化水素です。

これらは、口内にいる嫌気性菌が、剥離上皮細胞、血液、唾液、食べかすに含まれるアミノ酸を腐敗や分解させたことで発生しているのです。

発生場所としては、貯留唾液、舌苔、口腔癌などといった疾患病巣、壊死性軟組織疾患、口内炎、辺縁性歯周炎などがあげられています。

これらの中で特に口臭の発生場所となっているのは、舌苔と歯周病が主で、特に舌苔が大半となっています。

口臭の原因物質とは

口臭の原因物質には、どのようなものがあるのでしょうか。

硫化ジメチルという、ゴミのような臭いを発するもの、メチルメルカオプタンという魚のような臭いを放つもの、硫化水素という腐敗した卵のような臭いがあります。

これらが主となって、口の中の細菌が、口内の粘膜や白血球のたんぱく成分を分解し、腐らせることが口臭の原因となります。

口臭が気になりだしたら、市販の専用ブラシによって、舌の表面に付いている汚れの舌苔を、こそげ落とす方法が有効です。

口の中を乾燥させた状態が続けば、細菌が増えてしまいますから、常に口内が潤っているよう、うがいをしたり水を飲むようにしてください。

高齢になるに従って、唾液量は少なくなっていくものです。

疲れやストレス、薬の服用による副作用は、ドライマウスを引き起こします。

歯周病や虫歯の定期健診を受けることも、口臭ケアとなります。

虫歯部分に食べかすが入れば、口臭につながりますので、虫歯や歯周病は早めに治療しておきたいものです。

口臭の元となる舌苔の付着

口臭の多くが、舌の歯垢である舌苔の付着によるものです。

舌苔がどんなときに付きやすいのかを知ることによって、口臭ケアをすべきタイミングが、分かってくるのではないでしょうか。

体調不良のとき、刺激物を食べた後、甘味飲料水を過剰摂取した後、アルコール類の飲み過ぎ、生活のリズムが不規則になっている時期、緊張や口呼吸が続いて唾液量が減少しているときなどがあげられます。

これらのようなときに、口臭が気になったという経験はありませんか?

アルコールをたくさん飲んだ翌日の朝や風邪をひいた際に舌を鏡で見ると、いつもより舌苔が厚くなっているものです。

口臭予防には、口内環境のケアが必要です。

薬を服用していると、その副作用により唾液の分泌量が減ることがあります。

口呼吸の習慣がついていて、ドライマウスになっていることもあるでしょう。

そんな場合には、口内の唾液量が減少している影響で、唾液の自浄作用が下がっていますから、舌苔が付着しやすくなっています。

唾液の分泌量の低下は、舌苔を増やし、口臭の原因になるとこを忘れずにケアしていきましょう。

ドライマウスと唾液の働き

口の中が乾燥していると、口臭が発生する原因となります。

口臭予防には、唾液の量が十分である必要があるのです。

ドライマウスの大きな原因は、唾液の分泌量の減少ですが、唾液はそれほどまでに人に効果をもたらしているのでしょうか。

唾液のムチンには、粘膜を守ってくれる保護作用があります。

酵素アミラーゼが唾液の中に含まれており、マルトースにデンプンを分解してくれることから、消化作用が確認されています。

虫歯菌は酸を発生させますが、唾液はこれを中和させるという緩衝作用があります。

歯が溶けた部分を修復してくれる再石灰化作用や、歯垢(プラーク)ができるのを抑制させる抗菌作用があります。

食べかすや虫歯菌を洗い流してくれる、洗浄作用があります。

このように、唾液が歯の健康にとても優れていることが分かりますが、他にも分泌量が減ると、しゃべりづらくなったり、口臭の原因になったり、味覚障害が起きたり、舌に痛みが起きたりと、さまざまな不具合が生じてしまいます。

口臭の原因第1位とは

口臭を感じるのは、友達や家族ばかりではないようです。

朝の通勤通学で、ラッシュアワーの満員電車やバスを利用している方は、目の前の人の口臭が気になった経験はないでしょうか。

停車するまでは、混んだ車内で密着していますから、なかなか離れることができません。

口臭の原因としてあげられるのは、食事や胃の不調などもありますが、実際のそれらの数はかなり少数で、約8割は舌の汚れが原因だということです。

口の中の歯周病や、汚れの細菌が口臭をもたらしています。

口内の細菌は、白血球や食べ物に入っているタンパク質を分解します。

分解されると、口臭の元のガスが生まれるのです。

口臭の臭いには、にんにくの匂いのようなジメチルサルファイド、玉ねぎが腐敗したようなメチルメルカプタン、温泉のイオウのような硫化水素があげられます。

これらが単体で臭ったり、複数が融合した悪臭を放つので、口臭は歓迎されないのですね。

口の中にほとんどの原因があると分かれば、処置を講じやすくなるのではないでしょうか。

口臭になる舌苔ができる過程

口臭の原因は一概にはいえませんが、予防する方法の1つとして、舌の上につく汚れの舌苔を防ぐことがあげられます。

そもそも口臭の原因となっている舌苔は、どのようにして舌の上にできているのでしょうか。

舌苔ができる過程は、まだ全容の解明には至っておらず、付着している日と、そうでない日とがあるようです。

舌苔による口臭の場合は、そうなると強い日とそうでもない日とに分かれることになりますね。

口の中で唾液を呑み込む際に、唾液は舌の上の部分を指す舌背というところを通っています。

飲み込まれる唾液には、普段私たちが意識することはありませんが、口内の粘膜から落とされた上皮細胞というものが一緒に入っているのです。

口の中には、実は大量の細菌が常時あり、上皮細胞を破壊する働きもあります。

舌背には、じゅうたんのヒダに似ていて、ときに白っぽくなったりもする舌乳頭がありますが、細菌が破壊した上皮細胞は重みが増して、舌の上に沈殿しやすい状態になるのです。

こうして溜まったのが、口臭の元の舌苔です。

口臭の原因の1つ舌苔とは2

口臭の原因の1つとしてあげられる舌苔は、どのようなものでしょう。

鏡で舌を見たときに、表面に白っぽいものが付いているでしょうか?

歯にはプラークと呼ばれる歯垢の付着がありますが、実は舌苔もプラークなのです。

プラークが歯ではなく、舌に付着した場合は舌苔と呼ばれています。

最近では舌専用のブラシなどが発売されており、エチケットの一種として購入されている方が少なくありませんが、そういった方たちの中でも、取り除いているものがプラークだと分かってやっている人は、少ないのではないでしょうか。

舌苔のほとんどは、舌からはがれた細胞や、口内の細菌、その細菌の代謝物、食べたもののかすです。

舌苔を広げてみると、畳の8畳分にもなりますから、そんな広いところに歯垢が付いてしまえば、口臭につながるのも無理はありません。

歯に着いた歯垢は毎日の歯磨きでブラッシングしていますが、なかなか舌のケアまでは行き届かないものです。

口臭の予防には、舌苔を意識していくことの大切さが分かりますね。

口臭の原因の1つ舌苔とは1

口臭が気になりだしていろいろと調べてみると、舌苔(ゼッタイ)という言葉が出てきます。

舌に付着した汚れは、吐く息が通る部分だけあって、口臭にも影響してくるところです。

舌の表面上に白っぽいものは、舌苔であり、ある人もいればない人もいます。

舌苔が付着する舌の表面は、じゅうたんのような小さな乳頭のヒダで覆われており、このヒダのことは糸状乳頭(シジョウニュウトウ)と呼んでいます。

舌を鏡でよく観察してみえると、糸状乳頭があるのは舌の全面ではなく、中央付近と奥の部分に集まっていることが分かるでしょう。

糸状乳頭というヒダを広げたら、その面積は畳8畳分にもなるといいますから、驚いてしまいます。

部屋のじゅうたんでも、掃除をせずに放っておいたら、やはり汚れが毛のすき間に入ったりしていきます。

舌から口臭が発生するケースの一因には、糸状乳頭に汚れが入ってしまった状態があるというのも、想像しやすいのではないでしょうか。

虫歯による口臭

口臭の原因の1つは、虫歯によるものです。

虫歯が口臭を引き起こすというのは、想像しやすいのではないでしょうか。

虫歯ができたくぼみに、食べかすやプラーク(歯垢)が詰まって、それが発酵や腐敗をしていくので、口臭の原因になっていきます。

虫歯ではなくても、おやしらずを抜歯した際には、食事の食べかすが歯肉の部分に溜まることがありますので、充分取り除くように気を付けしましょう。

虫歯が悪化して歯ぐきの先端の骨部分が化膿してしまうと、歯槽膿漏(歯周病)と同じように病的口臭となってしまい、強い口臭が発生します。

虫歯による口臭は、やはり原因である虫歯の治療をすることが1番の処置方法です。

歯科に行ってちゃんと虫歯を治してもらった後でも、まだ口臭があるという場合は、虫歯を治療した部分のかぶせ物や詰め物に不具合が発生しており、食べかすやプラークが溜まっているのかもしれません。

歯医者さんにその旨を伝え、処置をしてもらうようにしましょう。

免疫力低下による口臭

口臭の原因の1つに、体の免疫力低下というものがあります。

免疫力というと人間の体の抵抗力に関することで、口の中までは関係なさそうな印象を受けてしまいます。

口内の細菌の量は、免疫力が落ちることで増えてしまい、唾液の量が減少していくことから、口臭を引き起こしてしまうのです。

口臭と免疫力とは関係がないように見えても、舌苔(ゼッタイ)が増加したり、歯周病にかかりやすい状態になりますから、結局口臭を増やしてしまいます。

免疫力が落ちるということは、口臭はもちろんのこと、口臭以外のさまざまな病気も発生しやすくなるのは言うまでもありません。

体調管理を普段から行うことが、実は口臭の予防の対策にもなっているのです。

忙しい毎日で食生活が乱れがちになったり、食事制限による極端なダイエットなどは、口臭によくありません。

口臭が気になると、人と積極的に話すのも辛くなってきますから、体調管理は人間関係のためにも必要だということになりますね。

口臭予防と唾液

口臭の原因の大きなものは、唾液の不足があげられています。

唾液の働きには、味覚を促したり、粘膜保護の効果、抗菌作用、洗浄効果などがあります。

唾液は、物を食べているときにたくさん分泌され、口内の状態を保ってくれているのです。

唾液の量が十分でなくなると、どのような状況が引き起こされるのでしょうか。

口の中には大量の細菌があるのですが、通常は唾液によって細菌が洗い流されています。

唾液が不足すると、細菌が増えてしまい、口臭が増してしまう他、歯槽膿漏などの歯周病や虫歯になってしまうのです。

唾液は、口臭を予防してくれる以外にも、いろいろな効果を人間にもたらしてくれる存在です。

歯の再石灰化、保護効果、ペーハー(ph)緩衝効果、円滑作用、洗浄効果、溶解効果、抗菌作用、消化作用などです。

食べ物の消化を良くしてくれたり、ペーハーを整えてくれるなどは、口臭などの口の中の有効作用にとどまらず、全身の健康にいいということが分かります。

口臭につながる原因とは

口臭が強くなるには、いろいろな原因があげられますが、それらの多くにいえる共通点は、唾液の分泌が足りないということです。

人間の口には、細菌が100億以上もいます。

食べた物は、食べカスや剥がれる粘膜が出て、この細菌が分解してくれるのですが、そのときに口臭の原因物質を発生させています。

この原因によって発生する口臭の解決方法は、唾液の量が十分であることです。

唾液の役割の1つに、細菌や食べカスを落としてれる効果があります。

このことから、唾液が不足していない限り、この原因による口臭の心配はいりません。

口臭の発生原因は、意外にも口内だけにはとどまりません。

疾患や病気、食べ物によるケースがあり、体の中の、とりわけ腸の内部で有害物質や毒素が発生すると、血の中を巡って体中に流され、肺や肌から体外に出るのですが、このことが体臭や口臭につながっていくのです。

口臭の元となる物質には、アルコール、アセトン、アミン、インドール、アンモニア、ジメチルサルファイド、硫化水素、メチルメルカプタンなどがあげられます。

口臭の息さわやか外来とは

口臭が気になってしょうがないという場合には、ガムやタブレットなどの口臭セルフケア以外に、歯科や病院を受診することで、悩みから解放されることがあるでしょう。

口臭を専門に扱う外来が、最近では病院に増設されています。

東京医科歯科大学の歯学部附属病院には、「息さわやか外来」というところがあります。

口臭の測定を、測定機器を用いて判断してもらえますから、他の病院に行って異常がないと言われてもまだ口臭が気になるという方などが、多く通っています。

数値にして自分の口臭を客観的に計測してくれますので、口臭を気にし過ぎているだけという患者さんでも、納得できるのではないでしょうか。

その患者さんの、口臭の原因となっている物質を測定機器は検出してくれます。

測定機器以外にも、人の嗅覚で5段階の評価を付けるという、口臭官能検査も行われます。

口臭は、他人が臭いと感じるまでは、これといって問題視する必要性がありません。

機器と人の鼻の両方の結果は、大きな違いがでないということです。

10項目の口臭チェック

口臭は、自分で気が付きにくい反面、1度気になりだすと、どこまでも気になってしょうがなくなってきます。

口臭を測定する器具なども病院や歯科にはあるのでしょうが、わざわざそこまで行くのは抵抗があるという方も多いのではないでしょうか。

自分で簡単にセルフチェックできれば、結果によって口臭への過剰な心配から解放されることができるかもしれません。

口臭を気にする必要性が実際にあるのか、以下の10項目で確認してみてください。

虫歯がある、第三者から口臭があると言われた経験がある、うみが歯ぐきから出るときがある、口の中が頻繁に乾燥する、口内がねばつく、舌の表面が白っぽい、食べ物が歯のすき間にはさまる、喫煙本数が多い、3年以上歯石を除去していない、毎日の歯磨きの回数は1回以下、といった内容です。

これらに1項目でも当てはまるようでしたら、口臭を防ぐようにしましょう。

疲れていたりお腹が空いているときなどは、唾液の分泌量が低下しますから、口臭が発生しやすくなっています。

ドライマウスのセルフチェック方法

ドライマウスという口内が渇く症状は、口臭の原因となります。

口の中が乾燥すると、口臭以外にも虫歯が増加したり、口の中がネバついたり、スムーズに人と喋りにくくなってしまいます。

口内の乾燥は、自浄作用が鈍くなることから歯垢(プラーク)が増えてしまって、歯に付着する歯垢だけではなく、舌の表面にも大量に発生するようになります。

プラークが舌の表面に着くのを舌苔(ゼッタイ)と呼び、口臭の原因となっていくのです。

口臭は、なかなか自分で気が付きにくいものなので、ドライマウスになっているかを判断するセルフチェック法を以下の7項目で試してみてください。

鼻血が出やすかったり鼻が乾燥しがちである、声がかすれる、唇や舌が切れたることがある、頬の内側や歯ぐきに食べ物が付着する、泡っぽいツバが出る、酸っぱいものを食べると頬が痛い、夜中に起きて水を飲むことがある、といった7項目です。

該当する数が増すほど、ドライマウスの可能性が高いということになります。

自宅でできる簡単口臭チェック方

歯科医院や病院によっては、近頃「口臭外来」というものが設置されています。

口臭を専門に扱うところが誕生するほど、口臭の問題への認識が高まっているのでしょう。

自分の口臭がどのくらいかは気になるが、わざわざ病院に足を運ぶほどではない、忙しくて行く時間がないという方は、自宅で簡単に自分の口臭を確認できる方法でチェックしてみてはいかがでしょうか。

コップを使用した、とても簡単なやり方ですが、口臭は自覚するのが難しいこともありますので、ぜひ試してみてください。

プラスチック製のコップを用意し、息が外に出てしまわないよう、口の周囲にピッタリとあてます。

コップの中に息を吐き出したら、外に息が逃げてしまわないように気を配り、そのまま鼻の方にコップを移動させます。

コップから、自分の口臭の匂いを直接嗅ぐことができます。

セルフチェックを簡単に行うだけでも、口内のケアへの意識が高まりますから、口臭がないことを知って安心するためにも、定期的にやってみてはいかがでしょうか。

口臭チェックの質問

口臭の種類は、病的口臭と生理的口臭とに分類できるといわれています。

ブリッティッシュ・コロンビア大学口臭科では、この病的口臭と生理的口臭にかかっているかを検討するために、いくつかのチェック項目を用いています。

生理的口臭では、例えばダイエットなどの理由でいつもと違った食生活をおくっていないか、あなたの口臭で人が避けるような仕草をふとしていることがないか、自分の口臭が気になって、人とお喋りするのが嫌にならないかなどがあります。

病的口臭では、例えば虫歯があるか、肉眼でも分かるくらい、指で押すだけでも動く歯があるか、歯磨きをしていると歯ぐきの出血があるかなどです。

ブリッティッシュ・コロンビア大学で行われているセルフチェック項目は、もっといろいろな項目があげられています。

1つの症状があてはまったからといって、口臭の全ての原因を突き止められるものではないそうですが、その方の置かれている環境や生活習慣によって、要因を割り出すことに役立てられています。

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