口臭の種類

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口臭の種類

ドライマウスの人口

口臭は、口の中が渇くドライマウスによるケースがあります。

ドライマウスは、唾液の分泌量が不足して起こるものです。

唾液が減ってしまうと、口臭を発生する他に、のどの粘膜の保護作用や口内をキレイに保つ抗菌効果が落ちてしまいます。

口の乾燥は細菌が繁殖してしまいますので、歯周病や虫歯をもたらし、結果として口臭につながっていくのです。

ライオンオーラルケア研究所では、ドライマウスの人の人口調査が実施されました。

調査対象は、20代?60代の方々です。

口内の乾燥やネバネバとした感じを実感しているのは、およそ50%にも及ぶ4000万人強という多い人数でした。

受診が必要な重度のレベルの人は、およそ80万人の0.9%、ドライマウスだと感じてケアしている人は、およそ1120万人の13.2%、ドライマウスだとは分かっていても特に対策をとっていない人は、およそ3000万人の35.2%という結果でした。

普段自分がドライマウスだという可能性を感じていなくても、こんなに該当する人が多いのですから、疑ってケアをしていくことが大切でしょう。

口臭とドライマウスの関係性

口臭は、口の中に唾液の分泌量が減少して、カラカラに乾燥して起こるケースがあります。

口腔乾燥症とも呼ばれるドライマウスは、口内が乾燥した状態のことです。

パソコンなどで目を酷使して眼が乾燥するドライアイは有名ですが、口が乾燥するドライマウスはまだあまり知られていないのではないでしょうか。

ドライマウスも近年注目が高まってきましたが、診断や治療が困難だということです。

専門外来が病院に増設されているということですから、その関心の高さが分かります。

ドライマウスだという自覚の有無にかかわらず、現在発症している人口は800万人にも及ぶとみられています。

口臭が気になっているという方の中に、ドライマウスの可能性が考えられる方も多いのではないでしょうか。

ドライマウスの症状は、口内の乾燥、のどの渇き、口腔内の疼痛、口の中がネバつく、味覚の異常、粘膜の表面がざらつく、粘膜が膜を一層張っているような感覚があるなどです。

口臭があり、これらの症状に思い当たる方は、ドライマウスの可能性があるかもしれません。

口臭で大学病院を受診する患者さん

口臭が気になっている人の割合は、1999年度の保健福祉動向調査によると、調査を実施した人のおよそ1割に及ぶそうです。

口臭といっても、正確な定義では、アルコール、ネギやニンニクなどの食材を食べたことによる口の臭いは、口臭にあてはまらないのだそうです。

多くの口臭は、歯周病や、プラークや舌苔などといった口内の汚れによるものです。

病気が口臭の原因になっていることも、わずかですがあります。

大学病院に、口臭の検査や治療、診断で訪ねる患者さんは、実際に検査をしてみると、タイプが4通りに分けられるようです。

全体の3分の1が、口の中が清掃しきれていないことによる口臭、3分の1が歯周病などの口腔の病気による口臭、わずか1%強が呼気からくる、呼吸器系疾患、耳鼻咽喉系疾患、代謝性疾患などと明白な原因がありました。

しかし残りの3分の1は、人間の鼻で感知できるほどの口臭は、認められなかったということです。

口臭は、本人の気にしすぎというケースが多いので、気持ち次第で悩みから解放される場合も少なくないようです。

花粉症シーズンのドライマウス

ドライマウスは、口臭原因の1つにあげられていますが、ある特定の時期だけドライマウスになるという方がいます。

薬を飲んでいる場合に、その薬の副作用によってドライマウスが引き起こされるケースがあるのです。

日本では、春先やその前くらいから、花粉症対策を始める人が大勢います。

花粉症の症状が出る前から、注射などで予防していると、向かえるシーズンが大分楽になるようですね。

花粉症の薬の中には、唾液量を少なくしてしまう副作用の多いものがあるようです。

花粉症の薬を服用しているシーズンだけ、口臭が毎年気になっていたという方もいるのではないでしょうか。

ドライマウスは、高齢者の方にも多いのですが、飲まれている薬の副作用が原因です。

口臭をなくすためにドライマウスを治療したいのであれば、病院や歯科医院に相談してみてください。

専門外来ができているクリニックも誕生しているほど、近年ではドライマウスの患者さんが増加しています。

歯周病や体の病気による口臭

口臭の原因の中に、病的口臭というものがあります。

歯の詰め物が取れたのを放置したり、虫歯をそのままにしていると、口臭を引き起こします。

食べカスがその部分に溜まって、口臭の元となるかもしれません。

病的口臭には、歯周病が原因のケースもあります。

歯周病は、たいていの場合歯ぐきに異変が出ますから、出血などがあれば可能性を疑い、ケアをしていきましょう。

歯石は、石灰化してしまったプラークのことですが、これも口臭の元となり得るものです。

ついてしまった歯石は、毎日の歯磨きでは取り除くことができませんので、歯科へ行って除去してもらうことになります。

口臭は、体の疾患から発生する場合もあります。

腎臓や肝臓などに疾患ができると、アンモニア臭やネズミ臭を発生させるケースがあります。

この場合は、歯科に行っても口臭は治りませんから、専門医の受診が必要となります。

口臭は、このように病気の発見につながることもありますので、体からの重大なサインという可能性もあるのです。

食後の生理的口臭の原因

口臭の主な原因には、病的口臭と生理的口臭があります。

食事を終えたあとには、そのメニュー内容によって、明らかに口臭につながることがありますよね。

ネギやニンニクなどといった香味野菜などをたくさん食べると、食事を終えてかなり時間が経過してからも、なんだか口臭が気になることがないでしょうか。

食べた物が消化されて、血中を巡ることで、食材の匂いがその人の呼気などから外に出るからです。

この場合の口臭は、歯を磨いて口の中から食べかすが残されていなくても、発生するということになります。

この場合の生理的口臭はすぐになくなりますから、一定の時間が過ぎてしまえば、特に手を打たなくても、完全になくなってしまいます。

コーヒーやタバコ、アルコールなどといった嗜好品でも、この生理的口臭は発生します。

嗜好品を普段から好んでいる方は、いつものことなので、自覚していないかもしれませんね。

この場合も、ある程度の時間が経過すれば、ひとりでに口臭はなくなっていきます。

病的口臭とは

口臭と一言で言っても、いちがいに何が問題で起こるとは言い切れません。

実際には口臭などほとんどなく、ただ本人が神経質に気にし過ぎているだけで、逆に普通の人よりも口臭がないくらいだったりもします。

口臭の種類に、病的口臭というものがあります。

病的口臭は、歯石、虫歯、歯周病などにより細菌がうまれ、口内環境が悪くなったことから引き起こされる口臭です。

歯周病の症状は、歯がぐらついていたり、歯ぐきから異常出血がみられるなどがあります。

歯周病なんて自分には関係ないと思われている方も多いでしょうが、歯周病は成人の方のおよそ80%がかかっているという説もあり、自己認識が薄い症状の1つなのです。

歯科に近頃かかっていないという場合は、虫歯はなさそうでも、定期健診を受けに行かれると、歯周病も早期に発見できるでしょう。

病的口臭は、治療によって治すことができますから、口内環境の維持も兼ねて、定期健診を受診されてみてはいかがでしょうか。

生理的口臭とは

生理的口臭というと、ただの口臭とは違い特別な症状のようですが、実際には誰もがなりえる口臭のことをいいます。

睡眠を何時間もとった直後に、口の中の臭いがしないと言い切れる人はいないでしょう。

口の中には唾液がありますが、普段は唾液が自浄作用をしてくれていることによって口臭が抑えられているものの、睡眠中には唾液の量が減少してしまうことから、口臭が発生してしまいます。

口の中が乾燥するのは、唾液は長い時間何も口にしないと量が減少するからです。

唾液の分泌量が減少するときは、起床時以外にも、ストレスがあるときやお腹が減っているときなどがあげられます。

生理的口臭は、唾液量が減ったとき以外にも、食べかすが口の中で繁殖したことにより起こる口臭も含まれます。

心理的な影響から生理的口臭を誘発するケースもあります。

過度のストレスや緊張状態にあると、口の中がカラカラになって口臭につながることがありますが、特に口臭のケアをする心配はいらないといえます。

舌の汚れで発生する口臭

口臭の原因の1つに、舌の汚れで発生するものがあり、最も多い口臭に原因だといわれています。

舌の表面には、肉眼では見えないくらいの舌乳頭という突起があり、じゅうたんのようにたくさんあります。

舌乳頭の突起部分には、食べかすや細菌が溜まって、口臭の原因となることがあるのです。

口臭が気になっている場合、自分の舌を鏡で見てみたときに、黄色っぽい部分や、白っぽい箇所がないでしょうか。

この領域が広くなっていると、舌苔というものができていることになります。

舌苔は、口臭の原因の1種です。

舌の表面の状態を鏡でチェックする場合は、直前に何か食べていれば、その影響が出てしまいますので、あまり正確な判断基準にはなりません。

白っぽい食べ物を食べた直後でしたら、白い後が舌の表面に残ってしまいます。

舌のチェックは、食事の時間を考えて行い、見てもその何時間前くらいに何を食べたかなどの内容が影響してしまうことを忘れずに、誤った過剰反応をしないよう注意してくださいね。